加速時 後退時にエンジンが不調になるケースです
E280の104エンジン6気筒 HFMで同時点火システムの車両です
症状の出ている時を目で見れるようにし探していきます
排気ガスを測定するとHCが900ppm 通常20ppm以下なので生ガスが出ている状態です
点火不良か圧縮圧力不足が考えられますの簡易的にセルモーター電流値を利用し圧縮圧力の均等を測定します
720度で6回の電流波形は異常なしなので点火波形を調べます このタイプの車両の点火波形は下の画像のように
大がかりなボッシュの配線ピックアップをセットします
4番コイルの+側の放電ラインに異常がある為サプレッサーの交換が必要です
サプレッサーがリークする原因はタペットカバーのプラグホールより若干のオイル漏れがありしずくがたまりゴムを劣化させての故障でした タペットカバーパッキン サプレッサー 適正なプラグ交換をし 正常にします
加速時 エンジンの圧縮圧力は上がり点火に力がなければ火が飛びにくくなります
通常メンテナンスでプラグ交換と圧縮圧力保持の為にカーボンクリーニングをお勧めします